「昭栄設備工業」様(北海道函館市)
- 2024.05.14
北海道函館市を拠点に衛生給排水、冷暖房、空気調和、消火、プラントなどの各種設備の設計、施工をされているのが、「昭栄設備工業株式会社」様です。
経営理念として、以下を掲げられておられます。
お客様に健康な設備を提供するため、日々、技術の研鑽に全力を尽くします。
目指すところは、お客様からのご相談を受け、設計・施工・維持に心を込めて行っていく、高度な技術を持ったかかりつけの設備のホームドクター、いわば「設備のトータルケアドクター」です。
その「昭栄設備工業」様の現場である「北海道大学 水産学部 実験棟校舎 新築現場」(北海道函館市)へご訪問させていただきました。
※昭栄設備工業 水島様(画像左)・簗様(画像右)
現在、現場では震災の影響で遅れてしまった工程を如何にして取り戻すかが課題となっていらっしゃる様で、大変な忙しさとのことでした。
「昭栄設備工業」様の元でステンレス配管等の施工を行う協力業者の「村田設備工業」様も忙しさは同様のようですが、弱音を言っている訳にには行かないとおっしゃってました。
こちらの現場は、現在、一般配管用ステンレス鋼鋼管対応のメカニカルジョイントである「ダブルプレス」で施工中です。
「ダブルプレス」は、差し込み代をマーキングしたパイプを継手に差し込み、専用締付工具でプレスするだけで、簡単でスピーディーな施工が可能です。
また、プレス作業は常に安定した施工品質が得られるのも特長。
遅れた工程を取り戻すのは大変ですが、「ダブルプレス」なら安心して施工を進められると評価いただきました。
ベンカンでは、現場毎に施工講習会を実施させていただきます。
本現場でも施工前に講習会を実施させていただきました。
今回の現場で、協力業者として入られている村田設備様がご提示されているのが、施工講習会の受講証明書です。
「ダブルプレス」等のプレス式継手は、水栓ねじ製品やオスメスアダプタ製品以外、ねじ接合部分がありません。
施工後にねじが緩んでしまうという可能性がなく、強力なプレス接合は確実な施工品質を実現します。
「ねじナシ、だから緩みナシ!」です。
注意すべきは「パイプの挿入不足」、「プレス忘れ」です。
「ラインマ-クOK! プレスOK!」
施工を終えられた配管の接合部分を「昭栄設備工業」様がしっかりと確認しておられました。
「ダブルプレス」はセーフティー機能により、「パイプの挿入不足」や「プレス忘れ」を水圧試験で発見できる構造になっていますが、セーフティー機能は正規の施工方法を厳守していただいた上での「うっかりミス」防止機能です。
「昭和設備工業」様の管理状況を拝見させていただき、「ダブルプレス」の正規施工を遵守いただいていることが、はっきりとわかりました。
施工に関わられる皆様が、お客様の為に心を込めて作業を行っておられることを実感いたしました。
北海道の桜は5月が見頃です。
「函館にくればいっしょ!」と気さくにお声を掛けていただきました。
皆様、ご協力ありがとうございました。
編集:札幌営業所
昭栄設備工業 株式会社
http://www.syouei-s.co.jp
〒041-0806 函館市美原3丁目38番31号
電話:0138-46-1659