「みずほ銀行 大森法人部」様
- 2023.11.30
|経営
企業は、その目的を果たすために、経営理念に基づいた戦略を立案し、それに沿って事業活動を推進します。
そして、それらの活動には、資金調達、販売、人材管理、経営管理などの諸々の力の集合体である経営資源が不可欠となります。
経営資源を提唱したエディス・ペンローズによれば、企業の成長に限界が来るのは物理的な制約からではなく、相対的に経営資源が不足するからと示しています。
その経営資源ですが、一般的には、「ヒト」「モノ」「カネ」といった有形資産と「情報」といった無形資産の総称となります。
経営資源における「カネ」とは企業が有する資産となります。
企業の業績を評価する財務諸表に損益計算書があります。
これは、収益、費用、利益を表記したものとなります。
しかしながら、如何に損益計算書で利益が出ていても、現金が不足してしまうと経営は困難となってしまいます。
現金が不足してしまうと、「ヒト」への給与の支払い、「モノ」の購入も出来なくなってしまいます。
現金調達は、事業の営業活動によって行われるべきものです。
しかしながら、実際には、戦略的な経営を行う上では、第三者からの株式や借入金を通して資金調達が必要となることは少なくありません。
|みずほ銀行
ベンカンにとって、戦略的な資金調達のパートナーが銀行となります。
銀行の主な機能は、お金を安全に保管、管理する機能、お金の預金という運用手段を提供する機能、お金を貸し出す機能、お金を決済する機能などがあります。
安定的な経営を行っていく上で、財務体質を強化することは重要になります。
その意味でも銀行などの金融機関との信頼関係を築くことで資金調達リスクを回避し、会社経営を安定させることが可能となります。
また、成長のための積極的な投資をおこなううえでも、重要な関係となります。
ベンカンでは、メインバンクとして「みずほ銀行」様とお付き合いさせていただいております。
「みずほ銀行」様は、都市銀行の第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の分割・合併などを経て2002年に誕生しました。
その後2013年に株式会社みずほコーポレート銀行がみずほ銀行を吸収合併し、株式会社みずほ銀行に商号変更などの遍歴があります。
3大メガバンクの一角を占め、国内の銀行では、ゆうちょ銀行を除きすべての都道府県に支店がある唯一の銀行となっております。
行名のみずほ(瑞穂)とは、「みずみずしい稲の穂」の意とされ、「瑞穂国」(葦原千五百秋瑞穂国)は、日本書紀に登場した日本の美称です。
日本を代表する金融機関を目指すとのことで、この商号とされました。
特徴的な業務として、第一勧業銀行からの経緯として、「宝くじ」の作成、販売、当選金の支払いなど業務を引き続き受託しております。
|大森法人部
取引窓口は、ベンカンの執行本部(東京都大田区山王)と同じ大森北口ビルにある「大森法人部」様となります。
「大森法人部」様は、東京都大田区を中心とした法人顧客に対して、金融サービス通じて、さまざまな経営のサポートをされております。
特にベンカンの発祥も、大田区であったように、この地は、ものづくりの街です。
よって、顧客の多くも製造業の皆さまであると伺っております。
業種は様々なれど、同じ製造業として、市況などを共有できるところも心強いとことです。
更には、それらの顧客の皆さまとのビジネスマッチングの機会などもご提供いただいております。
また、定期的に行っているのが、ベンカンの工場視察です。
先般、大森法人部長の橋本様と担当の三上様に、群馬県太田市にあるMJ工場にご来場いただきました。
これは、まず、製造業であるベンカンの基盤ともいうべき工場の状態をご理解いただくことが適切な関係構築には欠かせないとの考えからです。
また、社外の方から異なる視点で工場を視察いただくことで、社内とは異なる切り口でのアドバイスをいただけると考えているからです。
ご異動の関係から、お二人は、初めての視察でしたので、工場概要や製品、製法に至るまでご説明させていただきました。
実際の現場の視察におきましても、様々な質問をいただきました。
結果、より一層ベンカンのことを知ることができたというお言葉をいただくことができました。
今後も良い関係を続けていけるようにお付き合いできたらと思います。
みずほ銀行 大森法人部
東京都大田区山王2丁目5番13号大森北口ビル2階
TEL:03-3774-5137
佐野 裕(Yutaka Sano) 管理部 部長