「日比谷総合設備」様(新人研修)
- 2021.06.16
|建物に命を吹き込む
空気調和・給排水衛生・電気・情報通信等の設備事業を展開する総合エンジニアリング企業として設立され、既に55年の歴史と実績を誇る「日比谷総合設備株式会社」様。
多くの社員の皆様で作り上げられたという経営理念「 HIBIYA Vision 」には、人や社会の為に安心、安全、快適な環境を創り上げること等が掲げられております。
そこには、空気・水・電気といった設備によって、建物に命を吹き込むんだという強い思いが込められている気がします。
そんな「日比谷総合設備」様に、ベンカン製品は多くの建築物でお使用いただいております。
多くの採用例の中で真っ先に思いつくのが、東京駅丸の内駅舎です。
2012年10月に歴史ある赤レンガ駅舎に復元された東京丸の内口の駅舎は、「日比谷総合設備」様が設備工事を担当され、セーフティー機能付プレス式継手「ダブルプレス」をご採用いただきました。
突貫工事であったようですが、施工スピードの優位性も特長の「ダブルプレス」を通じて、工事のお手伝いをさせていただけたものと考えております。
丸の内駅舎の他にも、拡管式継手「BKジョイントⅡ(BKジョイント)」も含め、日本全国多くの現場でご採用いただいていることに感謝します。
ベンカン製品の主な使用施設はこちら
|新人研修
このたび「日比谷総合設備」様の新人研修に参加させていただきました。
例年、新人研修の一環として群馬県太田市のMJ工場にご足労いただき、ベンカンとしてステンレス配管に関する事柄についてご説明させていただいておりましたが、今年度は新型コロナウイルスの影響もあり、都内の研修会場にお邪魔をし、新人研修に参加させていただきました。
工場での新人研修は、毎年「工場見学」が研修の一つとして組み込まれておりますが、今回は工場内の製造工程をビデオにまとめたものを視聴いただくことで代用させていただきました。
塑性加工製品と鋳造加工製品、それぞれの製造方法をご覧いただきました。
ステンレス配管に関する座学についてもご説明させていただきましたが、これらを通じてステンレス配管に興味を持っていただければ嬉しい限りです。
|施工体験、課題製作
施工体験、課題製作は密にならないように気をつけながら実施していただきました。
こちらは例年通り「ダブルプレス」「BKジョイントⅡ」に加え、ワンタッチ式継手の「EGジョイント」も実際に接合作業を経験いただきました。
ベンカンでは、異なる接合方法を持つ製品を三種類製造していますので、新人研修のような場では、さまざまな工法を一度に見られると評価をいただいております。
それぞれに特長のある製品ですので、今回も参加者の方には、それぞれにお気に入りの製品があったようです。
接合が容易な「EGジョイント」に人気が集中するのかと思いきや、「ダブルプレス」や「BKジョイントⅡ」を、違う目線で推す声があったことに感心させられました。
最後には、おひとりずつそれぞれにプレス式継手の「ダブルプレス」で、指定させていただいた寸法に配管を組んでいただきました。
密にならないよう気を使いながらの作業でしたが、グループ毎にアドバイスし合ったりして、チームワーク良く作業を進めておられました。
入社後さまざまな研修を通じて、既に人間関係が構築できていることを物語っています。
「日比谷総合設備」様の教育方針、組織風土の素晴らしさに感銘を受けた次第です。
今回、工場見学を実施することができず、例年よりは少し物足りない内容になってしまった感はありますが、施工体験時に、初めて触れる専用締付工具に手こずりながらも、楽しそうに接合されていく皆様の表情を見て、少しはお役に立てたのではないかと安堵しております。
新型コロナウイルスが落ち着いた際には、是非MJ工場にお越しいただきたいと思います。
参加いただいた皆様が、「 HIBIYA Vision 」の中にもある「お客様・社会にとって安心、安全、快適な環境を創造する」、その際には是非ベンカンにお手伝いさせてください。
「日比谷総合設備株式会社」様、今後ともよろしくお願い致します。
日比谷総合設備株式会社
http://www.hibiya-eng.co.jp/
東京都港区三田3-5-27
TEL:(03)3454-1385(代表)