「ユニコインターナショナル」様
- 2020.12.28
|SDGsとODA
国連サミットにおいて、2015年に採択されたのが、SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)です。
先進国も発展途上国も関係なく、地球ぐるみで、環境破壊や貧困などに終止符を打ち、すべての人が平和と豊かさを享受、持続できる社会を実現させることが目的です。
そのため、概ね環境、経済、社会のカテゴリーに分けられる17の目標から構成され、どの国や地域にとっても取り組みやすいような包括的かつ具体的な内容となっており、「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ことが宣言されています。日本の取り組み(PDF)
対して、ODA(政府開発援助:Official Development Assistance)とは、政府の資金で実施される開発途上国への援助・協力及び政府開発援助のための公的資金ことを指します。
政府または実施機関はODAによって、平和構築やガバナンス、基本的人権の推進、人道支援等を含む開発途上国の開発のため,開発途上国または国際機関に対し,資金や技術提供を行います。
日本におけるODAの歴史は60年にも及び、その間、発展途上国への貢献度は大きく、多くの成果を挙げております。
今後、日本国民がSDGsの正しい認識を持ち、その考え方が普及することで、これまで政府や一部の実施機関が取り組んで来たODAの取り組みが認知、より活発化されて行くものと考えられます。
|期待される国際貢献
開発途上国への開発援助分野において、1971年8月の創立以来、コンサルタント・サービスをご提供されているのが「ユニコ インターナショナル株式会社」様です。
これまでに培った専門性と経験によって、日本の援助機関および外国政府機関を発注者とする開発援助事業に携わり、多くの関係者の方々から信頼を得られております。
ODAに関しましても、実施機関であるJICA(独立行政法人国際協力機構:Japan International Cooperation Agency)との中小企業支援育成、産業人材育成、産業関連諸制度構築を主とする産業関連全般、ならびに環境、医療、教育関係事業などに取り組み、その活動地域は、アジア、アフリカ、南米、CISなどに広がっております。
また、有償資金協力関連においては、東南アジア、中東を中心とした案件形成業務などに従事し、大学病院の建設プロジェクトや化学プラントおよび製油所の建設プロジェクトについてオーナー・コンサルティング業務を実施されております。
その他、東南アジア、中東、アフリカにおいて、鉱工業、石油精製、石油化学、化学・肥料、窯業などの工業プロジェクトのマスタープラン作成、事業化調査、事業計画策定と評価業務、建設から運転段階におけるプロジェクト・マネジメント・コンサルティング業務などに幾多の実績を積んでおられます。
今後とも、その専門性の高さと豊富な実績から信頼されるコンサルタントとして、質の高い業務の提供を通じ、広く国際社会の発展に貢献され、その存在意義は益々高まることは間違いないと思います。
|ベンカンとの関係
ベンカンでは、SDGsの採択を受けて、翌年の2016年に、経営理念を制定しました。
そのミッションは、「現在だけではなく 未来を考えた配管の開発と供給を通して 信頼あるライフラインの構築を提案する」であり、ブランドとして「SUSTAINABLE LIFELINE®」を掲げています。
また、海外製造拠点がベトナムにあることや東南アジア諸国への製品供給の実績もあることから、国際的な取り組みにも積極的に関わって行きたい考えがあります。
そこに「ユニコ インターナショナル株式会社」様より、タンザニアの製造業向けの教育動画を制作するために、ベンカンのMJ工場の取材要請がありました。
主にカイゼン活動あるいは5S活動を具体的にご紹介させていただくものでした。
正直、ベンカンのカイゼン活動は、まだまだ納得の行くものではなく、寧ろ、過渡期であると考えております。
しかしながら、少しでも、国際的な協力あるいは、SDGsに貢献できるのではないかと考え受けることにしました。
ベンカンのSDGsは、基本的に配管を通して貢献するものと考えておりましたが、思わぬところで、違う切り口で関わることが出来たことは、大変良い経験をさせていただいたと感謝しております。
今後も「ユニコ インターナショナル株式会社」様のご発展をご祈念すると共に継続的な関係を構築させていただけたら幸いです。
ユニコ インターナショナル株式会社
https://www.unico-intl.co.jp/
東京都中央区日本橋浜町二丁目62番6号 浜町Kビル9階
管理本部:TEL.03-5847-7311(代表)
コンサルティング第一本部:TEL.03-5847-7312
コンサルティング第二本部:TEL.03-5847-7313
石崎 豊(Yutaka Ishizaki) 製造部 部長代理 兼 MJ工場 工場長