ステンレス配管から樹脂管への変換継手はコレ!「JPジョイント」のススメ
- 2024.09.26
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|ステンレス配管から樹脂配管に継手一つで変換!「JPジョイント」の変換継手
メイン管がステンレス配管という現場でも分岐後、最終的には樹脂配管仕様になることも少なくないはずです。
ベンカンでは、樹脂管に対応するプレス継手「JPジョイント」を製品化しています。
「JPジョイント」はステンレス配管のプレス式継手である「モルコジョイント」や「ダブルプレス」と同じプレス式工法の継手で、架橋ポリエチレン管 及び ポリブテン管の両方に対応が可能です。
尚、「JPジョイント」には、継手一つでステンレス配管から樹脂配管に変換できるアイテムを「モルコジョイントタイプ」と「ダブルプレスタイプ」の二種類でご用意しております。
ステンレス鋼鋼管から樹脂管に変換する箇所は、通常アダプタ同士(オス+メス)のねじ接合となるケースが多いはずですが、「JPジョイント」の変換継手であれば、プレス工法により簡単に樹脂管へ変換可能です。
モルコジョイントタイプ、ダブルプレスタイプ、それぞれをご紹介します。
|モルコジョイントの配管から樹脂管に変換する場合
ステンレス配管をモルコジョイントで施工していただいている場合において、樹脂管への変換継手アイテムは4種ご用意しています。
J・モルコ変換ソケット(異径もあり)
J・モルコ変換90°エルボ
J・モルコ変換座付90°エルボ
J・モルコ変換ティー
「J・モルコ変換ソケット」と「J・モルコ変換90°エルボ」、「J・モルコ変換座付90°エルボ」は、片側にステンレス鋼鋼管(SUパイプ)を、逆側に樹脂管を挿入して専用工具*でプレスし変換します。
「J・モルコ変換ティー」は母管側にステンレス鋼鋼管(SUパイプ)、枝管側に樹脂管を挿入し専用工具でプレスします。
*専用工具は、JP、モルコ双方に対応する型式の工具、ダイスを確認ください。
これらのモルコ変換アイテムは、樹脂管を挿入する側の差し込み口のみに「インコア」が装着されています。
インコアは固定されているので、継手本体から外れることはありません。
|ダブルプレスの配管から樹脂管に変換する場合
ステンレス配管側がダブルプレスを採用いただいているケースの場合は、SUS側の受け口を「ダブルプレス」のタイプにした変換ソケットと変換ティーをお使いいただけます。
ダブルプレス・JPジョイント変換ソケット*
ダブルプレス・JPジョイント変換ティー*
*ダブルプレス・JPジョイント変換継手は「ダブルプレス」のカタログ、寸法価格表にてご案内しております。
もちろん、こちらも樹脂管を挿入する側の差し込み口には「インコア」が装着されています。
インコアはパイプが樹脂管であるために装着しており、プレス接合する際に継手本体とインコアで挟み込むことにより、施工後の耐圧性能を満足させています。
インコアは固定品ですので、外れることはありませんのでご安心ください。
|「JPジョイント」はステンレス鋼製で強度抜群、コストメリットも!
「JPジョイント」は、工具の型式*¹にもよりますが、「モルコジョイント」や「ダブルプレス」の用の締付工具にて施工が可能です。
ベンカンのプレス式継手をご採用いただいている場合、樹脂配管仕様部分においてもプレス式の「JPジョイント」を使用いただくことで、施工慣れも含め作業効率が良くなる可能性があります。
また、JPジョイントはステンレス製でありながら、樹脂管用の継手製品の中で、比較的安価な製品ですので、コストメリットも感じていただけるかもしれません。
t.suzuki