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コラム

水圧試験用アイテム新発売!「BKジョイントⅡ水圧テストプラグ」

  • 2024.11.13
  • カテゴリ: 製品|Products施工|Construction

|水圧テストプラグ新発売

 

拡管式継手「BKジョイントⅡ」用の水圧試験用端末治具として2024年11月21日より「水圧テストプラグ(KⅡTPLG)」の販売を開始します。

 

水圧テストプラグ(KⅡTPLG)

サイズ:20・25・30・40・50・60Su

 

水圧試験を実施する際に、端末部の継手(ソケットやエルボ等)と組み合わせて使用するアイテムです。

尚、水圧試験時に繰り返しの使用が可能です。

 

 

 

水圧テストプラグの使用メリット

 

水圧テストプラグを新アイテムとして追加したのは水圧試験後に配管を伸ばしていく際にお客様の手間をなくしたいとの考えからです。
BKジョイントⅡは「袋ナット緩み抑制機能」を搭載している為本締めした袋ナットを緩めたり外した場合、確認リングが破壊されてしまいます。
その為キャップを使用した水圧試験では試験後に確認リングを新しいものに交換していただく必要がありましたが、
水圧テストプラグは試験時に袋ナットを締め切っても確認リングに干渉しないようにしている為その手間を無くす事が出来ます。

 

また、水圧テストプラグ自体はシール面に傷が付かない限りは再利用することも可能です。

 

 

|水圧テストプラグの使用方法

 

水圧テストプラグは下図のようにエルボ等のアイテムと組み合わせて使用します。

継手本体と袋ナットの間に挟み込み、パイプレンチ等で最後まで締め付けてください。

(最後まで締め切っても、黄色の確認リングは隠れません)

 

 

尚、通常の水圧試験圧力には充分対応可能な性能を有していますが、あくまで水圧試験用のアイテムです。

水圧試験としてではなく、長期的な止水を目的とする場合については「キャップ(KⅡC)」を使用するようにしてください。

 

 

|注意点!端末治具としてのBKⅡバルブ使用は禁止です

 

水圧試験をバルブを閉めて実施するケースがお有りかと思いますが、BKジョイントⅡのバルブでは禁止させていただいております。

 

必ずボールバルブ(KⅡB)、ゲートバルブ(KⅡG)に水圧テストプラグ または キャップを取り付けて水圧試験を実施してください。

 

配管内が洗浄されていない状態でバルブの開閉を行うとシート面に傷が付いたり、異物を嚙み込んだりして、シート漏れの原因となります。

 

 

【参考】

シートが金属製(メタルシート)のゲートバルブは特に注意が必要です。

日本バルブ工業会規格によりステンレス鋼弁の仕切弁(ゲートバルブ:Dレート)は微量の漏れ量が許容されています。

BKジョイントⅡのゲートバルブ(KG)はDレートにて製造しています。

 

 (一社)日本バルブ工業会 JV8-1:2007 一般配管用ステンレス鋼弁より

 

 

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