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モルコジョイント

[画像]モルコジョイント ―圧倒的なコストパフォマンスに長年の使用実績が魅力!―

一般配管用ステンレス鋼鋼管対応継手-プレス式継手ー

製品概要

[画像]モルコジョイントイメージ

*モルコジョイント隠ぺい配管のイメージ画像です。(実際の製品は研磨されていません)

モルコジョイントは、一般配管用ステンレス鋼鋼管に対応するメカニカルジョイントです。

近代建築に求められるサステナブル(SUSTAINABLE)とは、環境保全を前提とした持続性の高い建築思想です。
ステンレス配管の「高い強度」、「耐久性」、「優れたクリーン性」、「高いリサイクル性」といった特性はサステナブル配管を実現するといっても過言ではありません。

しかしながら、従来のステンレス配管は、専門的な施工技術や設備を必要とされ、なおかつ、高額であることから特殊なプラントや病院などの施設でしか使用されておりませんでした。

モルコジョイント(プレス式継手)は、スウェーデンおよびドイツで開発され、ヨーロッパを中心に世界数十カ国に普及したグローバルシステムです。

その特徴は、一般的な施工技術と専用締付工具を使用して接合することで、施工時間の短縮、均一な施工品質、リーズナブルコストを実現できるステンレス配管システムであるということです。

日本国内では、1975年の発売以来、戸建住宅やマンション、事務所ビルなどの建築施設の給水、給湯、空調などの一般配管に数多く使用されております。

※右画像は、壁の中の配管イメージです。(実際の製品は研磨されていません)

モルコジョイントの資料ダウンロードはこちら

カタログ、寸法、価格表、CAD、納入品図、施工マニュアル

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モルコジョイント

モルコジョイント

モルコジョイント

構造

[画像]モルコジョイント構造イメージ

オールステンレス鋼製(SUS304、SUS316)の継手本体の端に設けられたカール部に、耐熱性ブチルゴム(IIR)が装着されています。

 

その継手本体にパイプ(適用管)を適正位置まで差し込んで、専用締付工具でプレスすることで、均一かつ充分な強度と水密保持効果が得られます。

特長

ステンレス配管の特長である「高い強度」、「耐久性」、「優れたクリーン性」、「高いリサイクル性」と共に、次の様な特長があります。

 

  1. 作業時間が大幅に短縮されます。
  2. 専用締付工具により均一な施工品質が得られます。
  3. ステンレス配管でありながら、リーズナブルコストを実現します。
  4. 火気を使用しませんので、リフォーム工事にも最適です。

適用範囲

適用管種
一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448)、水道用ステンレス鋼鋼管(JWWA G 115)。
対応口径
13Su・20Su・25Su・30Su・40Su・50Su・60Su
用途
給水、給湯、冷温水、冷却水、その他流体

  • 蒸気配管(往・還)には使用できません。圧縮空気、オゾン、不活性ガス、純水、不凍液、植物油につきましては使用圧力、使用温度など条件が異なりますので、営業窓口までお問い合わせください。
最高使用圧力
1.0MPa(10.2kgf/㎠)
最高使用温度
80℃以下
*アイテムによって最高使用温度が異なります。
適用水質基準
水道水は、水道法第4条の規定に基づき、「水道基準に関する省令で規定する水質基準」に適合することが必要です。モルコジョイントの使用を検討していただく上で、「水道基準に関する省令で規定する水質基準」を満たしていれば給水配管への使用が可能です。加えて、下記の「社内水質基準」満たしていれば給湯配管への使用が可能です。
社内水質基準
水質成分 社内水質基準値
塩化物イオン 25mg/L 以下
硬度 100mg/L 以下
電気伝導度 250μS/cm 以下
鉄及びその化合物 鉄の量に関して0.05mg/L 以下
pH値 7.0 以上
残留塩素 0.4mg/L 以下(給水時)

下記の項目に該当する場合のご使用検討時は、必ず営業窓口までご相談ください。

  1. 給水配管:「水道基準に関する省令で規定する水質基準」を満たしていない場合
  2. 給湯配管:「水道基準に関する省令で規定する水質基準」又は 上記「社内水質基準」を満たしていない場合

性能

あらゆる実験を繰り返し、常に品質の向上を目指します。

13Su 20Su 25Su 30Su 40Su 50Su 60Su
水圧試験

耐圧強度

規格値 2.5MPa(25.5kgf/㎝²)
結 果
引抜試験

引抜阻止力 kN(kgf)

規格値 2.2

(224)

3.8

(387)

4.9

(500)

7.0

(714)

8.8

(897)

10.1

(1,030)

15.8

(1,611)

結 果
負圧試験 規格値 -96kPa(-720mmHg)
結 果
振動試験 規格値 100万回振動 水圧1.75MPa 振動幅±2.5mm 振動数600回/分
結 果
内圧繰返し試験 規定値 0 ⇔ 4.0MPa(40.7kgf/㎝²)1サイクル4秒 10,000回
結 果
水圧曲げ試験 実測値

(参考)

   >30.0°    >30.0°   20.0°    25.0°    22.0°    19.0°    15.0°

耐圧強度、引抜阻止力、負圧試験、振動試験、内圧繰返し試験はSAS322(ステンレス協会規格:一般配管用ステンレス鋼鋼管の管継手性能基準)の試験を行い、合格しています。水圧曲げ試験は社内試験規格となります。

 

施工例

写真をクリックすると拡大します。

[写真]モルコジョイントジョイント施工例01

[写真]モルコジョイントジョイント施工例02

[写真]モルコジョイントジョイント施工例03

[写真]モルコジョイントジョイント施工例04

[写真]モルコジョイントジョイント施工例05

[写真]モルコジョイントジョイント施工例06

[写真]モルコジョイントジョイント施工例07

[写真]モルコジョイントジョイント施工例08

規格・認定

  • ステンレス協会規格認定番号SAS32203「一般配管用ステンレス鋼鋼管の管継手性能基準」
  • 日本水道協会規格JWWA G116「水道用ステンレス鋼鋼管継手」規格品
  • ロイド・レジスター認定品
  • 国土交通省「公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)」掲載
  • 国土交通省「公共住宅建設工事共通仕様書」掲載
  • 文部科学省「機械設備工事標準仕様書付属資料」掲載
  • 厚生労働省「機械設備工事標準仕様書」掲載
  • 防衛省「機械設備工事共通仕様書」掲載
  • 都市基盤整備公団「工事共通仕様書」掲載

施工要領

簡易的なご紹介となりますので、詳しい施工手順は、施工マニュアルをご確認ください。
施工前に、必ずベンカンスタッフによる施工講習会を開催させていただきますので、ご用命ください。

STEP1 パイプ切断
パイプをロータリーカッターなどの切断機を使用して切断します。
[画像]モルコジョイント施工要領1

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STEP2 パイプ切断面の処理
パイプの切断面のバリをリーマやヤスリで除去します。
[画像]モルコジョイント施工要領2

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STEP3 差し込み代マーキング
専用のラインマーカーで、差し込み代をマーキング(けがき)します。
[画像]モルコジョイント施工要領3

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STEP4 差し込み代の確認とパイプの差し込み
継手に装着されたゴムリングを傷付けないようにパイプを差し込みます。
[画像]モルコジョイント施工要領4

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STEP5 プレス作業
ベンカン認定の専用締付工具で指定箇所をプレスします。
[画像]モルコジョイント施工要領5

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STEP6 プレス寸法の確認
六角ゲージで正しくプレスされているか確認をします。専用締付工具の不適合を確認する意味でも必ず実施してください。
[画像]BKジョイント施工要領6

ベンカンが認定していない類似の締付工具でモルコジョイントをプレス接合すると、不適合の発生につながりますので、決して使用しないでください。

専用締付工具

BPD-08型

小径対応(13Su・20Su・25Su)コード式

[画像]専用締付工具:BPD-08型

BPD-15R型

小径対応(13Su・20Su・25Su)充電式

[画像]専用締付工具:BPD-15R型

BPD-11型

大径対応(30Su・40Su・50Su・60Su)コード式

[画像]専用締付工具:BPD-11型

<上記以外のモルコジョイント使用可能機種>
BPC-01型、BPD-02型、BPD-03R型、BPD-05型、BPI-07R型、BPN-16R型、BPN-19R型、BX型、BX-Ⅱ型、BX-3型、BCX5型、
BL2R型、BP1R型、BP2R型、BP2RA型、BP2RB型、BY型、BEM型、BXL-60型、BL型、BS型 他

 

専用工具類については、こちらもご参照ください。

 

モルコジョイント専用締付工具所有のお客様はユーザー登録をお願い致します。

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  • モルコから樹脂管に変換可能です!
  •  銅管からSUSへの変換はこちら!

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