消火設備用メカニカルジョイント「鉄鋼新聞」掲載
- 2017.06.26
ベンカンでは、消火設備配管に対して、ステンレス配管によるご提案を積極的に行っております。
先行して、拡管式の「BKジョイント」が消防認定を取得して販売しておりましたが、この度、プレス式の「ダブルプレス」においても消防認定が取得でき、7月より本格販売を開始します。
本件に関して、鉄鋼新聞(2017年6月23日)に記事掲載されました。
ステンレス配管用メカ継手2品種
消防設備安全センターの認定取得
7月から本格販売開始
ステンレス製メカニカルジョイントメーカー最大手のベンカン(本社・群馬県太田市、社長・岡本昭三氏)は、一般配管用ステンレス鋼鋼管対応の拡管式継手「BKジョイント」とセーフティー機能付きプレス式継手「ダブルプレス」のメカニカルジョイント2種類で、日本消防設備安全センターの認定を取得した。7月から本格販売を開始。スプリンクラー設備や消火栓設備配管関連向けなどで拡販を図る。
BKジョイントは、建築設備配管やプラント配管をターゲットに開発された拡管式継手工法のメカニカル継手。ダブルプレスは、パイプ差込不足などを防ぐセーフティー機能付。継手本体の端に設けられたカール部に耐熱性のシール材(凹凸リング)が装着されており、接合するパイプを適正位置まで差し込んで専用工具でプレスし、引抜阻止性能・水密効果を発揮する。
同社のメカニカルジョイントは高い耐久性、専用工具による施工性と均一な品質が特徴。これまでの用途は一般建築の給水・給湯などの衛生配管や空調配管が主流だった。今回の認定取得で、新たに消火設備配管の用途が加わったことになる。
今回の認定は、BKジョイントで20Su~60Su、ダブルプレスで20Su~40Suの口径が対象で、最高使用圧力はそれぞれ2.0Mpaと1.6Mpa。水道連結型スプリンクラー設備、学校や病院の屋内消火栓設備配管向けの需要を見込む。ニーズによっては製品の改良・開発も検討し、対象範囲を広げていく方針だ。
すでに予約注文を開始しており、現場ごとの施工講習会も開催。製品や講習会に関する問い合わせは各管轄営業所(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)で受け付けている。(鉄鋼新聞 記者:後藤)