プラントショー(INCHEM TOKYO)2015総括
- 2015.11.28
東京ビッグサイト(東京国際展示場)を会場に11月25日(水)・26日(木)・27(金)の3日間、「第30回プラントショー」が開催されました。
ベンカンは、今回の展示会の集客ターゲットがプラント関係者であることから継手事業部(溶接式管継手事業)が主体となって出展致しました。
プラントショーには初出展ということもあり、どの程度の皆様にご来場いただけるか不安もありましたが、予想を大きく上回る多くの皆様にベンカンブースにお立ち寄りいただきました。
配管継手ですので、正直、そのまま展示して映える製品ではありません。
そこで、溶接式管継手は、特殊仕様の製品を持ち込みました。
また、アイキャッチを考え、一部の製品には、本来の製品仕様にはないスポーツカーと同じ塗装を施したり、断面カットをして展示させていただきました。
お陰さまで、予想以上にインパクトが強かった様で、溶接式管継手をあまりご存じではないお客様は当然ながら、良くご存じのお客様にも展示にご興味を持っていただき、多くのご質問とご感想をいただきました。
一方、メカニカルジョイント事業部では、ステンレス配管のメカニカルジョイントのご紹介をテーマとしました。
プラントでは、その形態にも依りますが、比較的、ステンレス配管の採用率は高いと考えられます。
しかし、その接合方式は、基本的に「溶接式」か「ねじ込式」です。
今回は、特にねじ込み接合が多い小径配管(1/2~2B以下)にメカニカルジョイントをご採用をご検討いただけるようにご提案させていただきました。
そのためにも認知および関心を持っていただくためには、体験の場をご提供するのが最適かと考えております。
今回も、拡管式「BKジョイント」の専用拡管工具、プレス式「ダブルプレス」の専用締付工具を持ち込んで、施工デモンストレーションを実施させていただきました。
更には、工具すら必要とせずに、継手にパイプを差し込むだけで接合を完了するワンタッチ式「EGジョイント」は衝撃的だったようです。
ほとんどの皆様が、「溶接式」か「ねじ込式」しかご存じではない方々でしたので、皆様、物珍しさもあってお話を聞いていただきました。
実際に施工するところをご覧いただくことで、より利用出来るシーンを想定していただくことが出来たのではないかと思います。
その他、参考出展いたしました「Tublock(チューブロック)」もご注目いただきました。
本製品は、事業開発室で開発を進めております配管をコンセプトとしたブロック玩具です。
製品に対してもそうですが、配管メーカーが玩具開発に取り組むことにつきましても、様々なご意見をいただくことができました。
展示会などのイベントは、日頃お会いする機会のない方との情報共有や様々なお話をさせていただく機会づくりでもあります。
お陰様で、初日から最終日まで多くのお客さまにお立ち寄りいただき、ブース内は予想以上の盛況ぶりでした。
今回、いただきました皆様からのお声を製品やサービスに反映させ、より皆様にとって価値のあるご提案ができるメーカーを目指して参ります。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。