2022年 ベンカン品質強化週間
- 2022.10.31
|第63回 品質月間
2022年11月1日より「品質月間」がスタートととなります。
品質月間は、企業に留まらず一般消費者に対しても広く品質の大切さ、重要性を知ってもらうことを目的として、1960年から開始され今年で63回目を迎えます。
今年の品質月間のテーマは「今こそ実践 新たな社会のクオリティ」です。
新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延、そして軍事侵攻など、当たり前と考えていた社会が世界規模で変貌しております。
また、近年はSDGsの考えを取り入れた取り組みも積極的に始まっております。
品質月間では昨年同様に、「新たな社会のクオリティ」を目指すというテーマを掲げ、この様なVUCA時代ともいえる先行きの読めない環境変化に対応した、新たな基準や考え方の実現に向けた活動をしております。
|2022年ベンカン品質強化週間
ベンカンにおきましても、この「品質月間」の趣旨に賛同しております。
その上で、実施期間を絞り「2022年 ベンカン品質強化週間」を実施いたします。
■ベンカン品質スローガン
妥協を許さぬ あなたの仕事 安心届ける 確かな一歩
準備期間:11月 1日(火) - 11月18日(金)
実施期間:11月21日(月) - 11月25日(金)
準備期間、実施期間内においては、今年の品質状況の報告、標準作業の順守状況の確認などに取り組みます。
その上で、1週間に集中した実施期間では、TQMに繋がる取り組みをおこなうことで「不良を作らない、流さない」という、未然防止の体制構築を進めていき、ベンカンのTQMの考え方、取り組みを浸透させていきます。
■実施項目
・工場内品質巡視
決められたルール、作業が確実に行われているか、品質部門の視点からのチェック
・品質教育の実施
自工程に責任を持って業務に取り組む「自工程完結」の教育
問題解決に活用されるQC7つ道具の概要教育
・新製品教育の実施
新たな新製品の仕様、使い方を把握することで、日々の作業、検査業務の目的を理解する
・施工時に発生しやすい品質問題の事例紹介
品質問題が発生する仕組みを把握し、未然防止の注意喚起につなげる
ベンカンでは、ベンカン品質の向上を目的にTQM体制を構築するための取り組みを始めていますが、まだまだ機能するにはいたっておりません。
ベンカン品質は、製品を作る製造工程に限らず、その前段階である設計工程、あるいはお客様に供給、使っていただくその時に品質問題が発生しない、あるいは品質問題がお客様へ影響を及ぼさない一貫した品質管理体制であることを最終目標としています。
その結果、お客様が安心、安全と感じていただける製品として、広くベンカン製品をご使用いただける機会を増やしていきたいと考えています。
その目標を達成するためには、一人ひとりの品質意識の向上は不可欠であり、その向上を目的に品質月間内にベンカン品質強化週間を設け、集中した取り組みを行ってまいります。
木下 孝章(Takayuki Kinoshita) 技術部 部長代理 兼 技術部 品質保証室 室長