2022年ベンカン安全週間
- 2022.06.20
|全国安全週間
労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的として、厚生労働省主催で本年も7月1日から「全国安全週間」が実施されます。
この活動により労働災害は長期的には減少してきました。
しかしながら近年、就業している方々の高齢化により、高年齢労働者の労働災害や転倒、腰痛といった労働者の作業行動に起因する労働災害が増加しております。
その事から労働災害の件数が再び増加に転じ、さらには死亡災害も令和3年には増加に転じてしまい、予断を許さない状況であります。
そのため、労働災害防止活動の推進が重要になります。
ベンカンにおいても、この趣旨に賛同し、例年「ベンカン安全週間」として、労働災害防止活動の推進を実施してきました。
全国安全週間とベンカン安全週間の主目的は全く変わりません。
しかしながら、実状は全国とベンカンでは異なるため、安易に倣うのではなく、ベンカン独自の活動とする主旨で、敢えて「ベンカン安全週間」として実施してきた経緯があります。
【過去のベンカン安全週間】2021年 2020年 2019年 2018年 2017年
|ベンカン安全週間
全国安全週間は、7月1日を初日とした一週間で実施されますが、2022年ベンカン安全週間は、事前の準備月間を経て、7月11日(月)-7月15日(金)に実施いたします。
また、6月は、その準備月間として活動しております。
■実 施 期 間 : 2022年7月11日(月)-7月15日(金)
■安全スローガン
身につけよう 危険に気づく感受性
小さなヒヤリ見逃さず みんなで実践 危険予知
■実施項目
1日目:転倒、挟まれ、巻き込まれ防止教育の実施
2日目:安全ビデオ視聴(Webシステム等)
3日目:安全大会、安全パトロール
4日目:営工共災害発生時緊急連絡網掲示、模擬訓練(危険感受性教育)の実施
5日目:場内一斉清掃
そもそも、「安全」とはどういう意味であり、どのような状態なのかです。
様々な捉え方がありますが、「安全≒危険が限りなくゼロに近い」という定義が共有し易いと考えています。
前提として「100パーセントの安全はあり得ない」と捉えた中で「危険」とどう向き合い対処するかを考え、なるべく安全に近づけるよう努力をすることが必要であり、重要です。
社員それぞれが、自分の身の回りに、あたりまえに「危険」が存在することを意識し、注意し、確認し、行動して、初めて「安全」に近づくことができます。
そのためにも、「ヒヤリハット・ヒューマンエラー・不安全行動の撲滅」を徹底することが重要になります。
ベンカン安全週間を機に今後の安全活動に対しての意識向上を計っていくと共に災害ゼロを目指してまいります。
尚、活動取組状況においては、オフィシャルFacebookにて、ご紹介させていただく予定です。