2021年 ベンカン品質週間
- 2021.10.29
|第62回 品質月間
毎年、11月は、「品質月間」となっております
品質月間は、品質意識の高揚、品質管理活動の幅広い普及活動を目的として、各種団体が一丸となり「品質月間」の活動を展開し始め、今年で第62回を迎えます。
今年の品質月間のテーマは「今こそ目指そう 新たな社会のクオリティ」です。
2021年はコロナの再拡大により様々な業種でその影響を大きく受け、これまでと異なる取り組みが更に加速しました。
また、近年はSDGsの考えを取り入れた取り組みも積極的に始まっており、社会的な変化点を迎えています。
今回のテーマは、この様なVUCA時代ともいえる先行きの読めない環境変化に対応した、新たな基準や考え方を浸透させていく一歩にしようとの願いが込められています。
|2021年 ベンカン品質週間
ベンカンにおきましても、この「品質月間」の趣旨に賛同しております。
その上で、実施期間を絞り「2021年 ベンカン品質週間」を実施いたします。
■ベンカン品質スローガン
妥協を許さぬ あなたの仕事 安心届ける 確かな一歩
準備期間:11月 1日(月) - 11月12日(金)
実施期間:11月15日(月) - 11月19日(金)
準備期間、実施期間内においては、今年の品質状況の報告、標準作業の順守状況の確認などに取り組みます。
その上で、1週間に集中した実施期間では、TQMに繋がる取り組みをおこなうことで「不良を作らない、流さない」という、未然防止の体制構築を進めていき、ベンカンのTQMの考え方、取り組みを浸透させていきます。
また、海外生産拠点であるベンカン・ベトナムとも連動した取り組みとしていきます。
■源流管理
・統計的な手法による工程能力の指数化を用い、定量的な出来栄えを判断できる源流管理、品質管理を導入します。
■品質管理
・統計的な手法による工程能力の指数化を用い、定量的な出来栄えを判断できる品質管理を導入します。
・製品をどの様に使うのか、使われているのかを知ることにより、製品にとって何が重要かを把握します。(製品の性能試験)
・なぜその検査項目が盛り込まれているのか、その理由を把握してもらいます。(不適合品の性能試験)
・「不良を作らない、流さない」の意識を向上(後工程はお客様・自工程完結の教育、1週間の重点実施項目)させます。
■アフター管理
・技術的な知識による顧客対応力の強化(ベンカン水質基準の説明、残留塩素追加の目的、理由)を図ります。
・顧客の皆様から求められる各種データおよびクレームが発生してしまった際の検証データ(参考資料)を活用によることにより、対応力の強化をおこないます。
一人一人が責任を持って日々の生産活動に携わり、お客様に満足いただける製品を提供し続けることができるよう、常に品質向上に取り組んでいきます。
木下 孝章(Takayuki Kinoshita) 技術部 部長代理 兼 技術部 品質保証室 室長