2019年 ベンカン春の交通安全運動
- 2019.03.28
|新年度を迎えて
4月は新年度を迎え、新しく小学校に入学する児童や、自転車で通学を始める中高生が増える時期です。
そんな中、統計データによると、10万人あたりの歩行中の死傷事故は新入学児童にあたる7才児が最も多く、全年齢平均の3倍以上だそうです。
また、自転車の死傷事故では、高校1年生が最も多く、死傷事故の65%が登下校時に起きています。
新入学の時期は、交通安全への意識が未熟な児童や、自転車通学が増えるため、登下校時の学校付近や通学路などでは慎重な運転が求められます。
もちろん、学校でも交通安全の指導を行っていますが、それに頼るだけでなく私たちドライバーが細心の注意を払って、子供たちを交通事故から守らなければなりません。
|春の交通安全運動
毎年、この時期には、内閣府などが主催となって、「春の全国交通安全運動」が実施されます。
この運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けると伴に、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることが目的となります。
ベンカンといたしましても、この運動に賛同して安全委員会の主導で「ベンカン春の交通安全運動」を実施いたします。
≪ベンカン春の交通安全運動≫
運動期間:2019年4月1日(月)から5日(金)までの5日間
内閣府などが主催となって実施する、「春の全国交通安全運動」は例年では4月6日から15日ですが、今年は4年に1度の統一地方選挙が行われるため5月11日から20日となっています。
しかし、ベンカンでは新入学児童が増えるこの時期に、交通安全の意識を高め交通事故防止の徹底を図るべきと考え、「春の全国交通安全運動」よりも一足はやく、4月1日(月)から5日(金)に「ベンカン春の交通安全運動」を実施いたします。
|重点要項と取り組み
重点要項
・運転をするための注意事項の徹底
・自動車の安全利用の推進
・全ての座席のシートベルト着用の徹底
・指定速度で走ることの重要性の認識
1.交通事故防止・交通違反撲滅
ベンカンの従業員には、業務中や通勤時に自動車を運転する機会が多々あります。
特に業務中は社有車の運転距離や時間が長い営業職は、交通事故の発生率が高い傾向にあります。
交通事故防止のために、交通違反の撲滅は当然ながら、安全運転を第一に指導いたします。
また、群馬地区は、自家用車での通勤者がほとんどで、朝夕、毎日、同じ道路を走行するだけに、慣れによる油断が懸念されます。
更には、海外実習員が3月に6名入社し、自転車での通勤になります。
自国との交通事情の違いもあり、慣れない環境でもありますので、改めて交通ルールの指導を徹底させたいと思います。
2.社有車・通勤車・自転車などの車両点検
どんなに安全運転を心がけても、車両に異常があると交通事故につながる可能性があります。
それだけに常日頃からの車両点検は重要です。
期間中は、徹底して、社有車あるいは通勤車である自家用車の点検を促します。
また、見落としがちな、自転車通勤者の自転車の点検も指導致します。
ベンカンでは「ベンカン春の交通安全運動」を通して、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けることで、交通事故防止の徹底を図ってまいります。
園部 純一 (Sonobe Jynichi) 製造部 MJ工場 製造課 担当課長 安全委員会 委員長