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ニュースリリース

御礼「HIVAC&R JAPAN 2018(冷房・空調・暖房展)」

  • 2018.03.05

ベンカンの事業ドメインは、管工機材市場となります。

その中で、主にステンレス配管に特化したメカニカルジョイント等を一般配管(給水・給湯・空調)向に開発・製造・販売させていただいております。

4月には、一般配管用ステンレス鋼鋼管対応のメカニカルジョイント「BKジョイントⅡ」を新たに市場投入させていただきます。

 

▲空調冷媒配管には欠かせない分岐ユニット

しかしながら、成長戦略を推進する上では、この既存市場の浸透策ならびに拡大策だけでは限界があります。

そこで、事業ドメインから外れない範疇での新規市場の開発に取り組んでおります。

この度、「HIVAC&R JAPAN 2018(冷房・空調・暖房展)」に出展させていただきました。

 

 

HVAC & R JAPAN 2018

ヒーバック アンド アール ジャパン

第40回冷凍・空調・暖房展  http://www.hvacr.jp/

2018年2月27日(火)- 3月2日(金) 10:00-17:00(最終日は16:00まで) 

幕張メッセ 国際展示場 4・5・6ホール

 

冷凍・空調・暖房展に出展「鉄鋼新聞」

 

その目的は、数年、水面下で開発してきた「アルミ配管」の経過成果報告の場とすることです。

今回、出展させていただいた「アルミ配管」は、現在、銅配管が主流である空調冷媒配管向けの分岐ユニットです。

 

▲持ってみたら、その軽さに驚きます。

銅材は、需要の変動によって価格や調達が困難になり易い素材です。

対して、アルミ材の価格は安価で調達は安定しているばかりではなく、軽量であり、CO2の排出削減にも貢献できます。

 

会場のベンカンブースには、既にそのメリットをご理解された技術者の皆様を中心に多くの皆様にお立ち寄りいただきました。

 

また、アルミ配管で懸念されるのが、接合方法です。

銅配管であれば、「ろう付け」によって接合されますが、アルミ配管の「ろう付け」は熟練度が問われると言われているためです。

今回、ベンカンブースでは、アルミ配管の「ろう付け」の実演コーナーを設けさせていただきました。

 

▲継手の ろう付け 実演

確かに銅配管ほど容易ではないものの、練習を積めば、決して困難な作業ではないことをご認知いただけたかと思います。

 

その他、ベンカンでは、自社の強みであるバリュープロポジションを活かした開発を進めております。

 

それは、アルミ配管のメカニカルジョイントの開発です。

現在、複数の工法を研究開発中です。

これによって、空調冷媒配管だけではなく、一般配管の冷温水などの空調配管にアルミ配管を普及させることも視野に入れたいと考えております。

 

https://www.benkan.co.jp/column/5470.html

 

また、ベンカンブースには、「社団法人アルミ配管設備工業会」のブースを併設させていただきました。

同工業会は、アルミ配管の設備技術を蓄積し、規格制定や認証制度の構築、技術資料各種の作成や啓発活動に取り組むことを目的に発足されております。

当日も入会または入会をご検討される企業様が多くお立ち寄りされていたようでした。

 

アルミ配管設備工業会が発足「鉄鋼新聞」

 

▲海外需要にも期待

当日は、意外にも海外のお客様方にも多くお立ち寄りいただきました。

海外市場・・・

特に東南アジア圏の需要開発を進める上では、ステンレス配管では価格的に厳しいと考え、廉価版の製品開発を検討すべきか苦慮しておりました。

しかしながら、もしかしたら、アルミ配管で海外市場の開発に取り組めるかもしれません。

 

多くのお客様から、多数のご期待のお声を頂戴した展示会でもありました。

終えたことで、ますます使命感の様なものが高まって来ました。

ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

今後の「アルミ配管のベンカン」にご期待下さい。

 

お問い合わせは、 開発部(担当:入江)まで TEL:03-6450-0930

 

入江

 

入江 孝弘 (Takahiro Irie)  ico_sns_facebook  開発部 部長代理

 

皆様の声


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