相変わらず先行きが不透明な経済環境が続いております。
特に建設業界においては、2024年問題とされる労働力不足が大きな課題となっています。
このような状況で、経営に都合の良い環境に変わることを期待しても始まりません。
これまでも、スローガンにもある通り、知恵と勇気を持って変化にチャレンジすることを実践して参りました。
今後も、思惑通りの環境や成果を得られないこともあろうかと思います。
むしろ、その方が多いことも覚悟しております。
それでも、ビジョンの実現のために足掻きながらでも、ミッションの遂行に取り組んで参ります。
短絡的に諦めるのではなく、しつこく足掻く。そんな一年にしたいと考えております。
そして、結果的にお取引先の皆様の事業あるいは社会の発展に貢献できる存在になりたいと思います。
皆様、何卒、宜しくお願い申し上げます。
2024年 1月 1日
代表取締役社長
我妻 武彦
ビジョン
社会における存在意義を高め〝サステナブル企業〟を目指します
私たちは、ミッションの遂行に挑み続けることで
社会における存在意義(パーパス:Purpose)を高め、
サステナブルな企業となることを目指します。
スローガン
知恵と勇気を持って 変化にチャレンジしよう!
私たちは おかれた環境の変化を意識して
それに立ち向かうために自らも変化します
ミッション
現在だけでなく未来を考えた 配管の開発と供給を通して 信頼あるライフラインの構築をご提案します
ベンカンの事業は、人々の生活を支えるライフラインである配管の開発・製造・販売です。
私たちは、私たち独自の技術で、私たち独自の信頼ある製品を開発し、それを滞りなくお届けすることで信頼のあるライフラインの構築と維持に貢献します。
その象徴として、「SUSTAINABLE LIFELINE®」をミッションブランドとして商標登録しております。
ビジョンの実現に向けて、このミッションを推進する姿勢をアイデンティティとして、訴求させていただいております。
バリュー
私たちは ビジョンの実現に向けて〝誠実〟に ミッション遂行に取り組みます
1.お客様の声に耳を傾け、その声に お応えすべく全力を尽くします。(プロポジション)
2.独自の価値(コアコンピタンス)を創造すべく、 常にチャレンジし続けます。
3.安心・安全な社内環境づくりに務め、常にPDCAを回し続けるモチベーションの高い職場であることを目指します。
4.経営と社員をはじめとした ステイクホルダー※ へ還元するための、正当な利益を追求します。
5.社会において、事業と事業以外に関わらず、その存在意義を高めることに努めます。
6.社会的責任を果たし、公正な企業活動を通じて、正しい情報の共有に務めます。
※ステイクホルダーとは、顧客、取引先、社員、株主などの全ての利害関係者を意味します。
CSR(企業の社会的責任)・SDGs(持続可能な開発目標)
社会の一員である以上、そこに存在する責任が伴います。
CSR (Corporate Social Responsibility)は、企業の社会的責任として、事業を通しては当然ながら、一般的には、事業活動以外の分野において、企業が持続的な発展を目的として行う自主的取り組みと解されています。
CSRですが、ミッションでもご理解いただける通り、SDGsそのものであると捉えることが可能です。
ベンカンと致しましては、事業活動に関連する目標をミッションとしつつ、それ以外の目標も、CSRの一環として可能な限り取り組んでまいります。
それが結果的に社会貢献活動、さらには、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)など、事業とは直結しない側面が重要視されるESG投資にも効果が見込めるのかと考えております。
ベンカン健康管理指針
目的:従業員の健康増進による個々の幸福と会社の健全な発展
1.ワーク・ライフ・バランスの実現
仕事(ワーク)は、生活(ライフ)の一部です。ここを切り離すことは決してできませんが、生活の範疇で如何にバランス良く仕事を取り入れるかがのワーク・ライフ・バランスが重要となります。その指針として、全従業員一人当たりの平均残業時間を月20時間以内を目指し、かつ、45時間を超える残業月をゼロとします。
2.生活習慣病対策
定期健康診断は従業員の健康状態を確認するための重要な取り組みです。その指針として、健康診断の再受診率100%を目指します。
また、特定保健指導を強化し、全従業員のBMI値30未満を目指します。
3.メンタルヘルス対策
ストレスチェック等を定期的に実施することで、「こころの不調」の早期発見、早期対応を徹底していきます。その指針として、仕事やハラスメント行為が起因したメンタルヘルス発症ゼロとメンタルヘルスによる就業への影響ゼロを目指します。
4.喫煙対策
喫煙は、健康には百害あって一利なしとも言われることから喫煙者へ禁煙・減煙を促すことは重要となります。その指針として、禁煙・減煙のサポート、喫煙者と非喫煙者が互いに気持ちよく働くことのできる環境づくりを目指します。
2018年5月1日制定