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コラム

資格取得のキッカケ

  • 2017.10.30

20代の頃に社会人のバスケットボールチームを知人から紹介してもらい、他業種の方々と交流を深めていました。

 

最初は「何か運動をできれば良い」という軽い気持ちで始めましたが、次第に熱中していき、数え切れないほどのたくさんの思い出があります。その中でもチームプレーを深めるという建前のもとに開催される合宿は何よりも楽しみなイベントでした。特に夏の合宿では、毎年ジェットスキーを楽しんでおり、よく操縦させてもらっていました。

 

「なんで免許を持っていないのに運転できるの?」っと、思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、その当時は、免許取得者の方が乗車していれば、免許のない方も操縦することができました。

(現行の制度では、ジェットスキーを運転できる「特殊小型船舶操縦士免許」の資格者しか操縦することができません。この背景には、水上交通ルールを知らないために免許取得者とは違う回避行動を取ることで衝突事故が増たことが原因です。)

 

「特殊小型船舶操縦士免許」とは、「水上オートバイ」に分類される「水上バイク」、「ジェットスキー」、「マリンジェット」を操縦する際に必要となる資格です。(この資格を取得してもボートは操縦できません。)

 

また、「一級・二級小型船舶操縦士免許」を取得していても、「特殊小型船舶操縦士免許」を取得していなければ、「水上オートバイ」は操縦することができません。四輪自動車や二輪自動車の免許がそれぞれ別免許となっている自動車運転免許と同じ考え方です。

 

私がジェットスキーにのめり込んでいた当時は、現行の「特殊小型船舶操縦士免許」に相当する「4級小型船舶操縦士免許」が必要なため、実技や講習を受けて免許を取得しました。

 

遊びにおいてもルールがあり、それを守ることはもちろんのことですが、責任が伴う遊びを興じる際には、必ず資格や免許が必要になります。

 

これは仕事においても同様で、MJ工場では検査員資格認定規定を設け、有資格者によってベンカン製品の最終検査を行っております。

 

また、私自身も品質管理責任者を任されており、「JIS品質管理責任者」や「ISO9001内部監査員」等の資格を取得しております。

資格を取得して終了ではなく、力量維持向上アップセミナーを受講し、品質管理責任者としての職務を遂行できる様に努めています。

 

製品製造の根幹を司る「品質」に関われることに誇りを感じると伴に、顧客の皆様に信頼されるために「品質のつくり込み」を社内全体で共有できるように品質管理責任者として発信していきます。

 

 

金子

 

  金子 美智子(Michiko Kaneko) 製造部 品質管理課 課長

 

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