社会貢献「地域交流」
- 2023.09.19
|地域交流
企業は社会の一員である以上、そこに存在する責任が伴います。
CSR (Corporate Social Responsibility)は、企業の社会的責任として、事業を通しては当然ながら、一般的には、事業活動以外の分野においても、企業が持続的な発展を目的として行う自主的取り組みをすることが求められます。
CSRですが、ミッションでもご理解いただける通り、SDGsそのものであると捉えることが可能です。
ベンカンのミッション
現在だけでなく未来を考えた 配管の開発と供給を通して 信頼あるライフラインの構築をご提案します
ベンカンは、事業活動に関連する目標をミッションとしつつ、それ以外の目標も、CSRの一環として可能な限り取り組んでまいります。
そのひとつが、地域への社会貢献活動です。
地域への社会貢献活動としては主に、「ボランティア活動への参加」・「地域交流イベントへの参加」・「SNSでの地域情報の発信」「SNSを通じ、県内の企業・団体との交流」などがあります。
活動を通じて地域の皆様に「ベンカン」を認知していただく事はもちろんですが、SDGs(持続可能な開発目標)における社会課題の解決と持続可能な地域づくりが、ベンカンの目指す「サステナブル企業」のあるべき姿になると考えております。
その一環として、本社およびMJ工場においては、地域の清掃として、月に一度、本社およびMJ工場の道路沿いの清掃活動などもおこなっております。
|ボランティア活動
ベンカンでは、社員がボランティア活動などの社会貢献活動に参加しやすい環境を作るため、社会貢献推進規程を制定しております。
この制度は、ベンカンおよびその社員が社会貢献活動として、地域振興や、 災害復興、 教育支援、 国際交流、 環境保全などの活動に参加をしやすいように、後押しするものです。
そのために、一定の制限はありますが、会社が許可をした活動内容であれば、特別休暇が付与され、土日に活動した場合でも特別休暇を平日に代休として取得することができます。
そのほか、活動内容によっては経費の全額もしくは経費の一部を会社が負担してくれます。
ある社員は、県内で実施している地域の清掃ボランティアのイベントにこの制度を利用して参加をしています。
清掃ボランティアのイベントは参加、申し込み自体は容易ではありますが、実施日の関係で、なかなか参加をするのに難しいところがありました。
そのほか、イベントによっては目的地へ行くまでの交通費が負担になってしまい、参加が難しいという場面がありましたが、活動内容が認められて、会社が交通費を負担してくれるなどもあります。
ボランティア活動をすることで、大変なこともありますが、ボランティアという同じ目的の参加者との交流や、あまり行かないところであれば非日常の貴重な体験ができることもあります。
そのほか、ゴミの除去などの外観的にわかる活動は、達成感があり、環境美化への取り組みとして魅力があります。
赤城山で開催していただいた清掃イベントでは、雄大な大沼や峰々を見ながら清掃に取り組むことができた一方で、思っている以上にゴミがあることを知りました。
ゴミを出さないことが一番ですが、ゴミが出ない・出にくい環境を作るためには持続可能、もしくはリサイクルができる製品価値の提供が、ベンカンからできる社会課題の解決とも思いました。
|地域交流イベントの参加
地域交流イベントへ積極的に参加しています。
例えば、eスポーツ部を立ち上げ、群馬県主催の「群馬県企業等対抗社会人eスポーツリーグ」などに参加し、対戦型ビデオゲーム競技を通して、地元企業様と楽しい交流をさせていただいております。
その他にも、太田市役所eスポーツ部様のご厚意により、太田市役所eスポーツ部様の出展するブーズに相乗りする形で、産業フェスティバルにも出展させていただきました。
ご来場いただいた、地元太田市の皆様にベンカンの製品や、企業としての取り組みについて紹介させていただくことができました。
|SNSでの交流活動の意義
コロナ禍をきっかけに、直接的に顔を合わせるFace To Faceだけが最善とも限らなくなりました。
その証拠に、WEB会議(ZOOMなど)で会議をすることについても、以前と比べれば、抵抗がなくなりました。
コロナ禍をきっかけとして、一挙にIT化、デジタル化に加速したのを実感します。
新型コロナウイルスの流行は、これまでの働き方や生活様式を一変させました。
人と直に接するのがはばかられ、コミュニケーションの中心はリアルからデジタル、それも特にSNSへと移行しました。
日本では、2010年頃にTwitterやFacebookが紹介され、それ以降一気にSNSユーザーが増えました。
X(旧Twitter)は4,500万人、Instagramは公表の数字で3,300万人ですが、実際には5,000万人近くのユーザーがいると言われています。
そんな大きな数字を持つSNSをコミュニケーションとして活用しない手はありません。
これだけの人間とつながれるチャンスがあるということ自体、昔では考えられないことです。
とくにテレビや新聞などのマス広告を簡単に打つことができない中小企業こそ、SNSをコミュニケーションの手段として、または交流の場としても活用をしていく必要があります。
|SNSでの地域企業との交流
ベンカンではSNSのX(旧Twitter)などを通じて、群馬県の企業の皆様との交流が増えました。
また、さきほど述べさせていただいた、太田市役所eスポーツ部様との交流のきっかけもX(旧Titter)になります。
ベンカンのX(旧Titter)の経営アカウントに、太田市役所eスポーツ部様からのコメントをいただいたのが交流のきっかけです。
そのほか、地元企業がSNS(X)を通じて交流を図る、グンマー会のメンバーに加わるなど、SNSをきっかけに群馬県内の企業の方々との情報交換や交流をする機会が増えました。
まだグンマー会はメンバーになってから日が浅いので、活動としてはまだまだこれからですが、これからも積極的に活動に参加ができればと思っています。
もちろん、自分からも情報発信することを心掛け、業界全体が向上していければなと思います。
和気あいあいとした雰囲気で交流しているアカウントには親しみやすい印象を企業のイメージアップにもつながります。
これからも地域企業の交流を通じ、それぞれの企業の社員が企業の枠を超え,様々なことに挑戦できる仕組みができればと思います。
そして、地域またはさらに地域をも超えて、SNSでは交流をすることができますので、周辺地域だけで交流していては気付けない情報にも接することもできます。
ネットだからこその、大きなメリットですよね!
石原 直美 (Naomi Ishihara) 管理部