健康「ジョギング」
- 2022.06.06
|健康の大切さ
ベンカンでは、「従業員の健康増進による個々の幸福と会社の健全な発展」を目的に「ベンカン健康管理指針」を制定しています。
その内容は、健康の維持増進や積極的な健康づくりに着目し、まずは、基本的な「健康の三要素」の確立から取り組んでおります。
具体的には、適度な「運動」の習慣化、適正な「食事(栄養)」への改善、メンタルヘルス対策を含めた「休養(睡眠)」などとなります。
その意味でも会社として、私たち社員に対して、定期健康診断および、その診断結果による健康体質の改善が促されております。
10年ほど前のことです。
当時の私は、名古屋での単身赴任生活でした。
趣味らしい趣味もなく、休日は主にパチンコか昼呑みばかりで、身長170センチメートルに対して、体重が75キログラムと完全なメタポ体形でした。
そんな私が、あることを機会に健康の大切さに目覚めます。
|気づき
単身赴任先での名古屋での土曜日の休日のことです。
とても天気が良かったため何気なく散歩に出かけました。
その日に限って、思い切って住まいから5キロメートルほど離れた名古屋城まで足を伸ばしました。
正直、私はもともと運動とは全くの無縁でした。
歩くだけでも、名古屋城に着くことには、相当、疲れたことを思い出します。
ところが、そこで見た光景に衝撃を受けました。
老若男女、多くの方々がジョギングを楽しまれていたのです。
そして、その中に私と似たようなメタボ体形のおじさまたちが、汗たらしながら必死に走られていたのです。
メタボ体形を恥じようとはしませんでしたが、健康的な生活を得ようとすることから逃げていたことに恥じました。
ここは負けていられないと奮起しました。
特に走ることでなくとも良かったのですが、逆に、やりたいこともありませんでしたので、皆さんに倣って走ることにしました。
そこからは早かったと思います。
思い立ったが吉日とばかりに、名古屋城からの帰路の間にスポーツショップに立ち寄ったのです。
私は何かを新しく始めると時には形から入ります。
それは飽きやすい自分の性格を知ってのことで、最初に出費することで退路を断つ意味もあります。
また、新しいものを手に入れると、やはり、モチベーションも高まります。
結局、その日は、ランニングシューズとジョギングウエアを購入し、さっそく翌日の日曜日に手始めにウォーキングから開始しました。
|ジョギング
ウォーキングで慣らして、少しずつジョギングも増やしました。
1年目は年間300キロメートル、2年目は年間500キロメートルを目標として、ウォーキングを交えながら何とか達成しました。
3年目からは名古屋から大阪へ異動となり、単身赴任も終了。
そこからウォーキングを止めて、ジョギングだけとして、年間1,000キロメートルを目標として達成することが出来ています。
そして、7年目の2019年は、お客様であるタカラ通商様のお招きで、初めて六甲シティマラソン大会への出場を果たすことができました。
結果は残念ながら報告するレベルではございませんが、ゴールした時の達成感は格別でした。
2020年は、新型コロナウィルスの感染拡大や緊急事態宣が発令されたこともあり、一時期はジョギングも自粛しました。
しかしながら、逆に、時間帯を選べば、普段以上に走れることが分かります。
そこで、これから始まるであろう不確実な状況の変化にも耐えられる胆力・体力を養うことを目標に、毎朝10キロメートル、休日20キロメートル走ることを決意したのです。
実際、2021年は年間3000キロメートルを走破することができました。
また、そもそもの目標であったメタボ体形ですが、15キログラムダイエットに成功し、高血圧も標準まで回復しました。
コロナの影響で、これまで通りの生活が難しい世の中になっています。
しかしながら、そんな変化にも耐えられる健康な心と体を維持することを目的に走り続けていきたいと思います。
是非皆さまもお金がほとんどかからなく、誰でも出来るジョギングを趣味にされることお勧めいたします。