マーケティング「プレゼンルーム」
- 2022.04.15
|マーケティング
経営において、マーケティングの管掌は、広範囲に渡ることからも、その解釈は様々です。
ベンカンにおいては、師事する理央周先生が掲げされている「自然と売れるしくみをつくること」をマーケティングの定義としています。
社内において、売る行為は、お客様と接する営業スタッフの役割となります。
対して、マーケティングに関しては、マーケティンググループが対応しております。
どのエリアにどのような製品を販売していくのか?
どのお客様にどのような製品をご紹介するべきなのか?
具体的には、市場調査から分析、また、それに伴うキャンペンなど製品やサービスをお客様の手に取っていただくための営業方法や販売促進の方法を企画し、カタチにしております。
最近は、とくに製品認知の活動としてのプロモーション戦略が非常に重要となってきております。
ベンカンでは、ホームページなどのWebサイトを始めSNS、ベンカンチャンネルといった動画コンテンツを最大限に活用しております。
Webセミナー(ベンカンウェビナー)、展示会、工場見学会、研修・勉強会などを利用して、そしてそれらを連動させることにより、より多くのお客様にベンカン製品の良さやサービスを知っていただける、お届けできるように取り組んでおります。
|イベントマーケティング
マーケティングの普及と共に、イベントマーケティングやMICEと言う用語も耳にするようになりました。
MICEとは、Meeting(企業等の会議・研修・セミナー)、Incentive(企業の招待・優待・視察)、Convention(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)という、それぞれ異なったビジネス活動の頭文字をつなげた造語です。
国際的規模のコミュニケーション機会となる場合も多く、大きな経済効果を生むプラットフォームとして注目されています。
ベンカンとしても、デマンドジェネレーション(需要創出)の機会として、普段の営業活動だけではお伝えし切れない価値をご提供させていただく場として各イベントを活用しております。
具体的には、展示会出展、体験型の工場見学提案、勉強会・プレゼンテーション会の開催などとなります。
例えば、展示会では、ご来場いただきたいお客様への事前案内を徹底させていただくようにしております。
更に本番である展示会では、如何にブースにお立ち寄りいただいたお客様に価値のある情報をご提供できるかに最善を尽くさせていただいております。
そして、何よりも、Eメールや電話などではなく、お客様の声を直に伺わせていただくことを大切に致します。
そのためにも、動員スタッフを充実させ、その場で可能な限り、ご納得のいただけるご提案をさせていただきたいと考えております。
加えて、展示会以後のフォローも徹底し、決して皆さまから頂戴したお声を無駄にしないように徹底いたします。
ところが、2020年の春に発生した新型コロナウィルスの感染拡大によるパンデミックは状況を一変させてしまいました。
そもそもリアルに接することが最大の特徴であり強みであったイベントであるにも関わらずソーシャルディスタンスを始めとした制限が出てしまいました。
今後は、完全に終息するには時間を要することからwithコロナと言われる通り、制限のある中で如何に価値のあるイベントマーケティングを実施して行くかが課題となります。
|プレゼンルーム
「ステンレス配管のベンカン」では例年、ステンレス継手の製造工程を見ていただくことができるMJ工場見学会・MJ工場研修を積極的におこなっております。
しかしがなら、残念なことにコロナ禍にて人の移動が制限される中、開催回数は2020年以降、激減してしまっているのが実情になっております。
自社の製品を触っていただく機会、または製造工程を実際に見ていただける機会として、直接施工に携わる設備業者様はもちろんのこと、日々ベンカンの製品をお取り扱いいただいている、商社様などに非常にご好評をいただいておりました。
しかしながら、このコロナ禍の影響でなかなかMJ工場に来場していただくのも難しいため、MJ工場見学会は不定期ながらオンライン工場見学会として実施させていただいております。
しかしながら、お客様とのやり取りをさせていただく中で、「実際の製造工程をリアルな体験として確認したい」「各種製品の検査システムをこの目で見たい」などのご要望をいただくことが増えております。
これらのご要望を受け、また未来に向けた取り組みとするため、MJ工場の研修ルームとして使用している空間である「プレゼンルーム」を使いやすく、より理解が進む提案をご提供できる場所とすべく、今回リニューアル工事をおこないました。
これまでは、工場内の騒音が響いてしまい、プレゼンなどの音声が通りにくい場合がありましたが、防音工事をおこなうことにより、騒音を軽減させました。
あわせて、プレゼンルームの後方部に各種ステンレス配管製品の配管パネルを設置しました。
このことにより、これまで以上にリアルな見学会・工場研修を体験していただくことが可能になりました。
MJ工場 見学会・MJ工場 研修の予約の受付も開始させていただいております。
また、ベンカンの各営業からも、顧客の皆様にご提案をさせていただいております。
ご興味をいただけましたら、ベンカンの各営業所までお問合せいただくか、下記からメールでお問合せ下さい。
佐藤 康之(Yasuyuki Sato) 営業部 名古屋営業所 所長