職場紹介「管理部」
- 2022.01.28
|経営
あらゆる組織が社会の機関であるといわれます。
企業も当然、組織ですので、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)が重要視されています。
社会的責任とは、企業が社会の機関として果たすべき絶対的な責任であると捉えています。
ベンカンでは、企業理念におけるビジョンを「サステナブル企業になる」こととしています。
つまり社会におかる存在意義(パーパス)を持ち続けられる企業です。
そのためには、社会的責任を果たすのは当然ながら、社会やコミュニティ、個人のニーズを満足させる社会的な価値を高めることが必要となります。
その意味でもまずは、事業を通しての顧客の創造に取り組みます。
加えて、SDGs(継続可能な開発目標)などの事業以外での社会における存在意義を高める取り組みも行って行きます。
つまり、ベンカンにおける経営とは、企業理念に示す通り、ビジョンを実現させるためにミッションを遂行させることとなります。
|管理部
経営を支援する立場にあるのが管理部です。
その業務は、主に経営企画であり、人事、経理、法務、総務、デジタルなど多岐に渡ります。
現在、本社(群馬県太田市)に4名、執行本部(東京都大田区)に2名、合計6名の体制です。
管理部門に向いている人の特徴としては、責任感がある人、人関わることが好きな人、細かい作業をコツコツできる人だそうです。
かくいうベンカンの管理部のスタッフも業務に対する責任感を持って、各部の皆さんと共にコツコツと取組んでくれていると自負しております。
対して、今後の課題は、管理部内のコミュニケーションです。
勿論、そこは責任感のあるスタッフたちですので、意識してコミュニケーションを取っています。
しかしながら、本社(群馬)と執行本部(東京)に常駐場所が分かれていること。
そして、多岐にわたる業務に対して、現状は、それぞれ専任担当が分けれていること。
結果的に自分でも気づかない内に、他のメンバーの業務に無関心になってしまい、無関心あるいは非協力な側面も出てしまいます。
そのため現在、推進しているのが、縦割り業務と横割り業務の兼務体制です。
まず、これまでの通り、縦割りで専任担当を8割程度を担いつつ、残りの2割は、横割りで互に協力して業務を担当する仕組みです。
2割の業務を手放して、2割の業務を請け負うことで、自然にコミュニケーションが促進されます。
また、お互いの業務の進捗の確認や問題点を相互で確認するために、週に1度ミーティングを開催しております。
定期的にミーティングを開催することにより、お互いの状況を把握することができ、お互いに自分自身の考えなどを自己開示をする機会にして、コミュニケーションを向上させています。
|管理部方針
管理部のビジョン(あるべき姿)は、会社のビジョンが、「サステナブル企業になる」ことであることから、管理部のビジョンもこれに貢献できる組織になることです。
そのための管理部のミッションは「ベンカンの企業価値の向上」です。
管理部ですが、営業部とは異なり、確かに直接、お客様と接して売上も利益も上げる立場にはありません。
しかしながら、経営資源の切り口で考えた場合、ヒト、モノ、カネ、情報の切り口で価値向上に取り組みます。
まず、会社の基礎は、社員たちの労働によって成り立っています。
この社員たちが高いパフォーマンスを発揮できるような、戦略人事を推進します。
また、安全衛生の取り組みだけではなく、コロナ禍においては、その感染予防対策も重要です。
関連して、テレワークなどに対応する会社規程やデジタル機器などの整備も進めています。
更に労働力不足の問題が浮き彫りとなっています。
如何にして人材を確保するか、あるいは、デジタルを始めとした設備投資によって機械化を進めるかも重要な取り組みとなってきます。
この取り組みの成果が高まれば、DX(デジタルトランスフォーメーション)などにもつながるものと考えております。
また、適切な利益確保をコントロールすることも重要です。
利益とは業績を測定する指針であり、予測できない将来のリスクに対する備えであり、将来の投資に向けた備えの糧であり、社員の生活を保障する基盤です。
その利益を確保できるように財務面からサポートして行きます。
特に、今後、強化して行きたいと思っているのは、社会的責任(SR:Social Responsibility)を基礎として、事業以外の分野から社会における存在意義を高める取り組みです。
これは、SDGsを指針として、社会貢献、地域貢献活動に携わって行きたいと考えます。
結果、企業価値を向上させ、お客さまをはじめとするステークホルダーの皆様(株主・経営者・従業員・顧客・取引先のほか、金融機関、行政機関、各種団体など、企業のあらゆる利害関係者)に選んでいただける存在になりたいと思います。
その先に、サスティナブル企業があるのだと考えます。