職場紹介「発送グループ」
- 2021.11.01
|ロジスティクス
営業部 業務課 発送グループをご紹介させていただきます。
発送スタッフとして、内田、藤崎、金子、成瀬、知念の5名体制で業務を行っています。
最近、よく耳にするようになった言葉に、ロジスティクスがあります。
主に物流系企業のコマーシャルなどに登場する言葉です。
実際に物流と訳されることが多い言葉でもあります。
しかし、その語源は、軍事用語なのだそうです。
日本語だと兵站(へいたん)です。
つまり、武器や食料などの物資を、後方から前線へと補給する活動のことを意味します。
籠城などの長期戦となれば、この兵站が機能せず、敗戦となることも少なくありません。
ビジネスにおけるロジスティクスは、「お客様が必要な物を、必要な時に、必要な場所へお届けする」こととなります。
私たちは製造業です。
営業がお客様のニーズを伺い、それを開発し、製造がつくります。
しかし、その出来上がった製品をお客さまのお手元にお届けするロジスティクスが成り立たなければ、お客様は戦場で戦うことが出来ません。
私たち発送グループは、ベンカンのロジスティクスを担っております。
|営業部として
この発送グループですが、以前は、MJ工場と併設していたこともあって、製造部の中の組織でした。
しかし、ロジスティクスの考え方から、よりお客さまに近い体制を布くべきとなって、営業部の傘下となって現在に至ります。
実際、営業部と言っても、お客さまと直接接する機会は、滅多にありませんので、正に後方支援的な役割で現場が主体の職場です。
発送先は、基本的には全国の特約代理店様の倉庫に向けて行われます。
その中には、海外のお客様も含まれます。
また、工事現場によっては、緊急出荷の要請もあって、場合によっては、現場直送、バラ出荷に対応させていただくこともあります。
結果的に、概ね、日々150件前後の当日受注、当日出荷に対応しています。
以前は、出荷するだけで、一杯一杯で、良く営業の窓口との小競り合いもありました。(笑)
しかし、現在は、営業部の傘下に入ったことで、コミュニケーションが良好になり、互いの立場を尊重し合って主張をし合えるようになってきました。
また、営業を通して、お客様の倉庫見学も定期的に実施することも出来ております。
コロナ禍になって、最近は実施できておりませんが、今後もベンカンの製品を受け入れられるお客様側のご意見をお伺いする機会を得たいと思います。
何より、同じロジスティクスを担う皆様との意見交換は、今後の職場づくりをする上でも大変参考になります。
|今後の取り組み
今更と何を言っているんだと思われるかもしれませんが、発送とは「物を送り出す事」という意味の言葉です、しかし、ただ出荷して完了では意味がないと感じております。
私達、発送グループでは目標として「クレームゼロを達成させる」を掲げ業務に取り組み、それを実行する為のミッションとしております。
個々が「お客様が必要な物を、必要な時に、必要な場所へお届けする」を常に念頭に置いて、何をすべきかを考え実行する。
マッキンゼーの空・雨・傘のフレームワークを意識して、ミッションの達成を目指し日々作業に当たっています。
例えば、最近であれば、新型コロナウイルスが蔓延する中、慎重に行動する事が第一に挙げられています。
それを理由に出荷機能を停止させる事無く続行するにはためには、現場作業をする上で万全な感染対策の実施と常に当事者意識を持ち行動しております。
また、私個人としては、人材育成、後継者育成が大きな課題となっています。
職場におけるOJTは当然ながら、これからは、ロジカルな思考で仕事に取り組めるジンザイ育成は企業の課題となってきます。
鬼速PDCA、戦略MQ会計、ホールパート法など、会社で取り組んでいる活動を積極的に取り入れて参ります。
発送体制、状況、現状に満足することなく、今後の変化に対応できる出荷体制の構築に取り組んでいく為に、理想を追求するロジスティクス体制とは何かを考え常に挑戦していきます。
出荷に対してお客様の期待に応えられるよう、取り組んで参りますので、今後も宜しくお願い致します。
内田 義則(Yoshinori Uchida) 営業部 業務課 発送グループ グループ長