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コラム

BKジョイントⅡのゴムリング性能

  • 2022.12.08
  • カテゴリ: 品質|Quality

|ゴムシール材の選定

 

配管に漏れがあってはならないことは言うまでもありません。

ねじ込み接合の場合は、パイプ側に切ったねじ山と管継手内部のねじ山に隙間が生じないようシールテープを巻く必要がありますが、メカニカルジョイントはゴムシール材が管継手本体に内蔵されているものがほとんどですので、簡単な作業で確実にシールすることができます。

建築設備におけるステンレス配管において、メカニカルジョイントが採用されるケースが多い所以です。

 

メカニカルジョイントを製造するメーカーとしては、漏れに直結する部分であるゴムシール材の選定は、製品開発する上で、最も重要視する箇所の一つです。

 

ベンカンでは接合方法や使用温度域などを考慮しながら、ゴムリングを選定してまいりました。

そして、今後も試行錯誤を続けながら、その時点て考えられるベストのものを採用してまいります。

 

 

|「BKジョイントⅡ」フッ素ゴムの標準採用

 

高耐久という特長があるステンレス配管は、いやおうなしに使用されるシール材にも長寿命化が求められてしまいます。

そんな中、「BKジョイントⅡ」のゴムリングは標準仕様で「三元系フッ素ゴム」を採用しました。

 

フッ素ゴムは耐熱性能に優れ、熱による劣化が起きにくいゴムです。

合わせてゴムの特性が拡管式継手の接合(袋ナットを締め付けることでゴムを圧縮しシールする)に適しているという判断のもと、自信を持って選定したゴムです。

 

BKジョイントⅡ 最高使用温度

130℃以下(ただし、13Su・20Suは100℃以下)

 

昨今は、給湯ラインで80℃を越えるような高温水が流れることも珍しくない状況ですが、BKジョイントⅡは標準品にて高温水にも対応が可能です。

 

尚、ゴムシール材の熱劣化は温度の問題だけではなく、さまざまな要因が複雑に関係すると言われます。

流体である水やお湯の成分によっても状況は異なり、特に塩素濃度が高い場合に大きな影響を及ぼすと考えられておりますが、BKジョイントⅡに採用しているフッ素ゴムは、耐熱性能に加え、耐塩素性能にも優れているとされています。

ベンカンにてさまざまな検証も行っておりますので、安心してご使用ください。(適用水質基準はお守りください)

 

BKジョイントⅡ「袋ナットの緩みトルク値」

 

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takahiro suzuki


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